デジタルバイオ・ライフサイエンスリサーチパーク(DBLR)が目指すもの
未来社会に向けた新たな課題の解決につながる経済的・社会的価値を創造するため、傑出した知と有能人材を創出し、社会実装につなげる研究環境基盤を強化します。
- バイオものづくり、医工学研究、先端膜工学、健康長寿、社会システムイノベーションの5領域の研究拠点を設置。各拠点の連携を強化し、カーボンニュートラルやウェルビーイングなど異分野共創による卓越した研究を推進します。
- 次世代研究の中核的技術となるDX・自動化の研究環境を全学に普及させ、研究スピード・効率を向上するとともに、ロボットのプログラミングとデータ駆動型AIを活用した研究DX教育プログラムを立ち上げ、DX・自動化研究を担う若手研究者を育成します。
- グローバルスタートアップを継続的に創出するために、社会課題をもとにイノベーションデザインを行う「グローバル・イノベーション推進室」を学内に開設。㈱神戸大学イノベーション(KUI)による「グローバル・ビジネス共創室」の両室からなる「グローバル・イノベーション・カタパルト」を運営し、グローバルスタートアップを継続的に創出します。
- 地域の中核となるべく、神戸市と共にポートアイランド地区の神戸医療産業都市でDBLRの成果を実装し、バイオクラスター形成を促進します。
DBLRでの取り組みを通じて、新たな研究領域を開拓・育成し、異分野共創研究とイノベーション創出に貢献する人材育成を強力に推進することでグローバル・イノベーション・キャンパスの実現を目指します。

神戸大学の研究成果の社会実装を目指すために整備される新たなインキュベーション施設

バイオ生産工学等にデジタル技術を融合させたバイオものづくり領域のオープンイノベーションやインキュべーションを促進するための施設として、ポートアイランド地区に、バイオものづくり共創拠点を整備。(建設中)

先端医療機器の研究開発拠点として、国際がん医
療・研究センター(ポートアイランド地区)隣接地に7階建ての「メドテックイノベーションセンター」を整備。(令和6年10月竣工)

先端膜工学の研究拠点と産官学連携によるオープンイノベーションやスタートアップ創出の拠点として、六甲台地区に「バイオメディカルメンブレン研究・オープンイノベーション拠点」を整備。(令和6年9月竣工)
組織図
